ブロードリンク

 
12月6日、世界でも稀に見る大規模な個人情報漏洩事件が神奈川県庁で発生しました。
 
犯人はデータ廃棄の委託を受けた株式会社ブロードリンクの元社員・高橋雄一容疑者(51歳)
 
自分の小遣い稼ぎのために毎日HDDを盗んでオークションで売りさばいていたのです。
 
なんとオークションで売られた記録媒体の数は3904個
 
そして12月9日の午後、ブロードリンクの社長・榊 彰一(さかき しょういち)氏が記者会見を開き辞任の意向を発表しました。
 
しかし、今回の事件は果たして社長が辞任すれば終わる話でしょうか?
 
SNS上でも「会社は倒産するだろう」「いや、大企業だから倒産まではしないのでは?」など...
 
ブロードリンクの倒産が気がかりという声が多くあがっています。
 
私もこれだけの被害を起こしたのだから倒産するべきと思いつつ、今後の行方が気になりました。
 
そこで今回は、ブロードリンクの倒産や今後の行方を調べた結果をお伝えいたします!
 

目次
 
・ブロードリンクの倒産は確定?
 
・ブロードリンクの今後の行方は?
 
・まとめ
 

 

ブロードリンクの倒産は確定?

SNSでもブロードリンクの倒産を望む声は多く寄せられています。
 
しかし、ブロードリンクは大企業であり、最高裁を始め複数の官公庁と契約を結んでいる企業でもあります。
 
そのため、倒産を望みつつもどうなるか気にする声も多く見られます。
 


 
ブロードリンクは倒産するのか?
 
結論は倒産する可能性が非常に高いです。
 
まず、今回漏洩した神奈川県庁のデータには納税情報が含まれていたとのこと。
 
納税情報の中に含まれているマイナンバー情報が漏洩した可能性があります。
 
過去のベネッセ顧客情報流出事件では、被害者1,789人がベネッセを提訴し、1人5.5万円の損害賠償となりました。
 
この損害賠償に神奈川県の人口約900万人をかけると4000億円ほどの賠償になります。
 
さらにマイナンバーは個人に対して行政が把握するほぼ全ての情報を紐付けている機密情報です。
 
1人あたりの賠償額はベネッセ事件の時よりも跳ね上がるでしょう。
 
これを高橋雄一容疑者が一人で支払うのは不可能です。
 
そうなると、賠償額を支払うのはブロードリンクになります。
 
では、ブロードリンクは支払うことができるのか?
 
ここで企業情報を確認しましょう!
 

商号:株式会社ブロードリンク
設立:2000年3月8日
支店:東京本社、大阪支社、名古屋支社
   福岡支社、仙台支社、沖縄支社
   北海道物流センター
資本金:4億827万5000円
従業員:約256名
売上:2018年度 60億1000万円
   2017年度 57億2254万円
   2016年度 65億9254万円

 
ブロードリンクはパソコン買取・オフィス不用品買取を行っている企業で、パソコン廃棄の業界では大手企業です。
 
しかし、売上高や資本金を見ると、とても今回の賠償金を支払えるだけの財力があるとは思えません。
 
官公庁や大企業の顧客との契約があるため、今すぐ倒産とはならないでしょう。
 
ただ、パソコン廃棄業界では一番起こしてはいけない個人情報漏えいをしてしまいました。
 
いくら今後の対策を記者会見で公表しても新規顧客は見込めません。
 
よって倒産する可能性は非常に高いでしょう。

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ブロードリンクの今後の行方は?

今すぐ倒産とはならないでしょうが、これからブロードリンクはどうなるのでしょうか。
 
まず、間違いなく業績は大きく傾きます。
 
今回起こした情報漏えいは、世界でも稀だと言われるほど大規模です。
 
誰が見ても3904個の記録媒体がオークションで売りさばかれるなんて、驚きです!
 


 
ただ、パソコン廃棄の契約をすぐに破棄して取引を中止とはならないと思います。
 
契約を破棄して新しい業者と契約するにも、業者選定など手順があるので時間が必要です。
 
しばらくは現在契約している官公庁や大企業の顧客に対して、被害が発生した相手には賠償をしていくことになります。
 
しかし、ブロードリンクにはこれからの新規顧客は見込めないでしょう。
 
現在の顧客との契約更新も見込めない可能性が高いです。
 
発注の数も減少していくことを考えると・・・信用を回復して持ち直すことは難しいでしょう。

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まとめ

ブロードリンクの倒産と今後の行方をお伝えしましたが、いかがでしたか?
 
パソコン廃棄業界で個人情報を扱う業者としては、今回の信用失墜は重く受け止めるべきですね。
 
個人的には、一番の問題は高橋雄一容疑者が個人で3904個もの記録媒体を持ち出せるなんて、どれだけ企業のチェック体制が甘かったのだろうと思います。
 
社長が辞任しても何も変わりません。
 
ブロードリンクの次期社長には、今回の事件を重く受け止めて信用回復に努めてほしいです。

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